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コンピュータの歴史

コンピュータの歴史をさかのぼると、弾道計算機にたどり着きます。弾道計算機とは、大砲を発射する際、飛距離と仰角から正確に着弾点を計算し、高率な攻撃を行うためのものです。それが電子計算機の始まりでした。最初は、戦場にも持ち運びできるように、小型かつ軽量な物が要求されていましたが、戦争が終わると、今度は一般科学の研究、計算用に大型の物もつくられるようになり、機械式から電気式、電子式などのようにだんだんと複雑な物に進化していきました。テレビも同様なことが言えて、最初はモノクロで高かったテレビも、今では液晶になり、安い液晶テレビなども出てきています。  [PR] パーキング・駐車場法

その背景には、数学の発達、電子工学の発達、機械工作技術の発達などがありました。計算機もパスカルの時代から地道に研究が続けられていたのです。

コンピュータの基盤

現在のコンピュータはその基盤をフォン・ノイマンという科学者の理論に置いているので『ノイマン型』と言われているそうです。しかし、最初に作られた本格的な電気式コンピュータの『エニアック』(1946)は、ノイマンの理論とは違うマシンで、違う仕事をする時には回線をつなぎかえる形でした。

ノイマン理論に沿った『プログラム内臓式』パソコンが実現したのはその後で、1950年イギリスケンブリッジ大学の『エドヴァック』からです。最初は大きく、家ほどにもあった真空管のかたまりが、やがて、小さくかつ、高性能なものに発達していきます。日本では通産省電気試験所が試作した『TLマークT』が先行しましたが、最初に実働したのは富士フィルムの『FACOM』(1956)でした。ほかに東大の『TAC』などがこの時期に作られました。

パソコンの発展

1970年代に入ると大型コンピュータが作られる傍らで、マイコンと呼ばれるホビー用の小型コンピュータが作られるようになり始めました。最初に作られたのは、4ビットのでしたが、これが8ビットになると様相は一変しました。当時の8ビットマイクロプロセッサの世界で最初に覇を唱えたのが『インテルi8080』でした。これを使った『アルテア』)がMITS社によって発売され、後のマイクロソフト社社長ビル・ゲイツたちが、専用BASIC言語を提供しました。

一方、モス・テクノロジー社の『6052』を使ってガレージでつくった『アップルT』が爆発的に売れ、この資金を元に『アップルU』を販売します。名機と呼ばれるこのマシンこそが最初のパソコンと言われています。

IBMはパソコンの市場価値について誤った判断をしていました。彼らは一台で数百億円もする大型を作っていたので、たかだか数百万円(当時)のパソコンに興味がなかったのです。そのため、パソコンの規格を最初に考案したのにそれをオープンにしました。その結果『IBM互換機』が市場に溢れることになり、パソコンの隆盛の基盤になりました。もし、IBMが特許を主張したら、パソコンの発展はなかったかもしれません。

Windowsの時代

時代はやがて16ビットの80286(286)になるとOSとして、マイクロソフトDOSが誕生します。これが次の32ビットCPUに入るとWindows1.0〜3.1が作られます。そして80486(486)・ペンティアムの時代に入ってウィンドウズ9X〜ウィンドウズXPに変遷しました。WindowsはMacと同じく、GUIを採用していますが、もともとそうした使い方を考えていなかったDOSをベースにしていたので、マイクロソフト社は大変な苦労を強いられました。

一方で早くからGUIを採用していたApple社のMacはパソコンの王道を歩いてきましたが、市場規模では、windowsにかないません次第に追い詰められていくかと思いましたが、元々サウンドやビジュアルを得意としていたのでプロ用の高級機として生き延びてきました。

このような出来事の上で今日のパソコンは作られてきたのです。


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